Guy Laroche は、現在準備中です。
Monsieur Laroche, 1961
ギ・ラロッシュが 1957 年にオートクチュールのメゾンを立ち上げたとき、一つの目的がありました。
それは当時定着していた“ニュールック”からレディースウエアの固定観念を解き放ち、もっと気軽に着られる「洗練されたさりげなさ」のエレガンスを提供することでした。
そんな彼の型破りな考えと見事なディテールのデザインはコートドレスやシャツドレスといったアイテムとなり現代の女性のワードローブに不可欠な存在となりました。
1966 年にギ・ラロッシュは“ギ・ラロッシュ ムッシュ”を立ち上げました。
1966 年には婦人用香水“Fidji”を開始し、1982 年には紳士用香水“Drakkar Noir”を発売しました。
両方の香水は現代に至るまで大成功をもたらしています。
パリのブティックはジェーン・フォンダ、フェイ・ダナウエイ、ミレーユ・ダルクといった名だたる女優たちの、最高の出会いの場所となりました。
RICHARD RENE
「エルメス(Hermès)」でキャリアをスタートし、次に「ジャン=ポール・ゴルチエ(Jean-Paul Gaultier)」に入社しました。
そこで、オートクチュールコレクションと既製婦人服、スポーツウエアコレクション、紳士服およびアクセサリーなどの、クチュリエアシスタントとして経験を積みました。
そして 2004 年、若手の登竜門である「イエール国際モード&写真フェスティバル」でグランプリを受賞し、自身のブランド「リシャールルネ(Richardrené)」を立ち上げました。
その後、他のブランドを経てギ・ラロッシュのデザイナーとなり現在に至っています。
ルネはストイックかつミニマルなスタイルと洗礼されたカッティングが有名で「“ギ・ラロッシュ”と共に大きくなりました。僕にとってこのメゾンは、ラグジュアリーと自由を体現する存在です」と明言しています。
「ギ・ラロッシュは大胆で、先駆的なクチュリエであった。生き方も自由で、それはブランドを纏った女性達とも共通します。
そういった精神を今一度メゾンにもたらし、現代に合ったスタイル」とコメントしています。